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「コンスタンティン」”Constantine”(2005)

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映画レビュー
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「コンスタンティン」(2005)

  • 監督:フランシス・ローレンス
  • 脚本:ケビン・ブロドビン、フランク・A・カペロ
  • 原案:ケビン・ブロドビン
  • 原作:ジェイミー・デラノ、ガース・エニス
  • 製作:ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ、アキヴァ・ゴールズマン、ベンジャミン・メルニカー、ローレン・シュラー・ドナー、アーウィン・ストック、マイケル・E・ウスラン
  • 製作総指揮:ギルバート・アドラー、マイケル・アギーラ
  • 音楽:クラウス・バデルト、ブライアン・タイラー
  • 撮影:フィリップ・ルースロ
  • 編集:ウェイン・ウォーマン
  • 出演:キアヌ・リーブス、レイチェル・ワイズ、ティルダ・スウィントン、ピーター・ストーメア 他

原作はDCコミックの「ヘルブレイザー」。一応コミックの映画化という感じですが、原作画像見た感じだとまあルックは変えられていますね。

アイコン的な部分は残してある感じ。ちなみにそちらのコミックは全く読んだことはないままに、映画だけ観に行きました。

監督は「アイアム・レジェンド」(2007)「ハンガーゲーム2」(2013)とかのフランシス・ローレンス。

ミュージック・ビデオでの経歴がすさまじい彼ですが、今作が長編映画デビュー。ここからかなり有名作の監督をしていってますね。

結構前なのでよく覚えてないですが、なんだか上映終了間近にギリギリで観に行った気がします。

特殊な能力ゆえに、この世のものではない物と対峙できるジョン・コンスタンティン。

天界、地上、そして地獄の3界は不干渉の原則を守っているが、中にはハーフブリードと呼ばれる中間的存在が人間界に潜んでいる。

悪魔祓いを生業としているジョンだったが、ある時少女に憑りついた悪魔が人間界へと侵入しようとした。均衡が破られるという不吉さに、ジョンは昔の仲間に協力を頼む。

そしてその一方で、敬虔なクリスチャンの女性の謎の自殺事件が起きていた。

コミックの方とはけっこう別物になっているようで、そういう点では映画独自の世界観を構築しているのかもしれません。

とりあえず3界設定とか、悪魔と神の関係とかはまあ結構凝っています。オカルト好きなら楽しい世界観かもしれないですね。演者もそれぞれにハマっている感じはあります。

キアヌは色白でやせてて、あの生命力の無い感じがコンスタンティンのヨレヨレ具合にぴったり。ちょっと覇気がなく演技が微妙な感じのある彼ですが、このコンスタンティン役でははまっているように思えました。

天使&悪魔側のキャスティングもとても好きでした。ガブリエルを演じるティルダ・ウィンストンの存在感。

178cmくらいの長身ですが、よけいに大きく見えたのは私だけ?綺麗な方ですが、どこか性的な部分を見せない雰囲気がありまして、それが余計に人間という感覚を消しているように思えます。

服装も女らしいとかはありませんし、冷静にひどいことをしゃべるのも良いですね。

世界観は面白くはあります。ただどこまで統一するのかというところではいまいちやりきれないものも感じました。

ヒロインのレイチェル・ワイズは、今回やたらと露出が多いですね。タンクトップに下着、しかもそれが濡れてスケスケ。お色気要員かな?

彼女の役割はシュワちゃんの「エンド・オブ・デイズ」(1999)のクリスティーンそのものです。

彼女は器として悪魔に利用されようとするんですが、まずもってよくわからないのが、彼女の能力でした。霊能力が強いのは過去で、今や普通の人間として生きているのに、まだ利用できるのか?と。

そのパワー描写は悪魔側も分かりづらく、どこまでできてどの範囲は超えられないのかが明確ではない気がします。

均衡が壊れ始めていて、異常が起きるのであれば、コンスタンティンが簡単に対処しているのが不思議ですし。

地獄の描写は賛否両論。個人的には新鮮味はありましたが、SFアポカリプスな設定だと、矛盾も多いですね。

まあ地下で悪魔どもに八つ裂きにされて叫び逃げ惑う人間たちのショットは結構好きですが。ああいうのは意外と観たことがありませんでした。

さて大きな世界設定の割にはまあこじんまりとした戦いですが、それでも準備シーンがあるのでそれは高得点。金を溶かし、銃弾にして、十字架で聖水作って。

やはり決戦前にはああいう80年代アクション的なリロード、準備シーンが欠かせません。

で、肝心のラストバトルはというと。コンスタンティンの使う最後の賭けはカッコいい。

ただ、まず文句を言うとすれば、やはりパワー描写。

サタンがどうして時間を止めていられるのかとか、ガブリエルの姿を消す魔術とか。なぜ?っていうのが絶えなかった気がします。

コンスタンティンの自己犠牲はなかなか。自己中すぎる彼が初めて他人のためになにかしているのはグッとくるところで、しかもイザベルという自分と同じような呪いを持っていた女性のためなのですから感動的ですね。

やはりサタンに向かって中指立ててるあのショットだけでも良いもの観た気になります。

ということで私個人的な見どころは、このヨレてけだるく生命力の欠片もないキアヌ・リーブス。減らず口叩きながら、どんな大物相手にも中指立てるこのダンテ的な男がとても観ていて頼もしく面白い。ここがおススメですね。

世界観やらバトル的な部分はもう少し練って、説得力を持ってほしい気もしました。

ちなみに、このころにしては珍しい、ポストクレジットシーンがあるんです。今やMCUのおかげで当たり前ですが、当時はおおっと驚かされたものです。

そんなわけでおしまい。それでは、また~

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