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「ザ・プロテクター 絶対に渡してはいけない機密情報24時」”Bodyguard-Na-Hak”(2019)

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「ザ・プロテクター 絶対に渡してはいけない機密情報24時」(2019)

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作品概要

  • 監督:ピパット・ジョームコ
  • 脚本:ペットターイ・ウォンカムラオ
  • 出演:ペットターイ・ウォンカムラオ、インヨン・ヨウバンガム、ステープ・ポー・ンガム、ユービン・シン 他

「マッハ!」シリーズのペットターイ・ウォンカムラオ脚本・主演によるアクションコメディ。

Amazonプライムビデオで配信しているのを偶然見つけて、時間も短いので観てみました。

タイの映画って映画際とかで結構真面目なものしか観たことがなかったので、エンタメ寄りのコメディとかは初めて見ます。

「ザ・プロテクター 絶対に渡してはいけない機密情報24時」のAmazon配信ページはこちら

~あらすじ~

妻に尻に敷かれ、家庭では忠実な中年警備員のカムコンは、ある日突然、街で謎の銃撃戦に巻き込まれてしまう。

かつて特殊部隊に所属していたカムコンは、銃撃戦を冷静に切り抜け、危機を回避する。

そこで手に入れた偶然のUSBには隣国の超機密情報が格納されていた。

USBを巡り、殺し屋たちが命とUSBを狙って彼の前に立ちはだかるのだった。

感想/レビュー

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何も考えるな

タイからのアクションコメディ映画。

何買えるものはあるのかといえば、別にない。。。といっても無駄ともいえない。

なんとも面白い映画でした。

感動したくない!考えたくない!驚きたくない!

といったなんともわがままな映画鑑賞欲求には答えてくれる良い意味でどうでもいい作品というのは、実は稀有なポジショニングでありこの作品の魅力かもしれません。

全体によく分からないノリがあり、すべてのキャラが漫画の人物みたいです。

キャラは立たせているんですが、立たせようとしているのが分かりやすすぎて逆にかわいい。

誰もかれもなんだか、リアルに主人公のような境遇にいるうだつの上がらないおっさんが考えたワナビーなキャラに見えるんですよ。

敵の殺し屋爺さん連中もそうですし、なぜか一人だけ無茶苦茶美人でカッコいい女戦士。みんな”こうだったらいいな”のイマジナリー感があってヘンテコですが、愛せます。

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変にキレのあるガンアクション

そんなユルユルな感じなのに、アクション面では実は気になるというか、まじめな面があります。

ふざけ倒している部分は多々ありますけれど、特に敵の特殊部隊の動きだったり主人公側でも時折見せる制圧の動きがけっこうガチ。

なんでここだけこんなに力入れているのか分からないですが、ふとした瞬間に本気出すから面白かったです。

他にも序盤は主人公がパチンコという今ではまったく見ない武器を使っていたり、奥さんのための麺をいつも大事に抱えて戦っていたりと味付けもあります。

ケントラットという架空の国の言葉と、タイ語でのミスコミュニケーションは頻度が高すぎてちょっとしつこさもありましたが、総じて軽いコメディテイストなのでご愛嬌。

おすすめしていくような作品ではないですし、お金払ってみるほどか?といえばNOでしょうけど、配信サービスでただラジオ代わりのように流してみるならいい感じです。

今回は短いですがここまで。

ではまた。

コメント

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