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「ジュラシック・パーク」”Jurassic Park”(1993)

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映画レビュー
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「ジュラシック・パーク」(1993)

  • 監督:スティーブン・スピルバーグ
  • 脚本:マイケル・クライトン・デヴィッド・コープ
  • 原作:マイケル・クライトン 「ジュラシック・パーク」
  • 製作:キャスリーン・ケネディ、ジェラルド・R・モーレン
  • 音楽:ジョン・ウィリアムズ
  • 撮影:ディーン・カンディ
  • 編集:マイケル・カーン、スタン・ウィンストン、デニス・ミューレン、フィル・ティペット、マイケル・ランティエリ
  • 出演:サム・ニール、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラム、リチャード・アッテンボロー 他

マイケル・クライトンによるSF小説をスピルバーグ監督で実写化し、その映像技術にそして現代に蘇る恐竜に全世界が驚いた作品です。

莫大な費用や努力が実り、アカデミー賞では視覚効果や音響を受賞。説得力ある恐竜たちには圧倒されます。恐竜映画と言えば名のでる作品で、アトラクションやゲームに派生。

この前は続編「Jurassic World」のトレイラーも公開され、まだまだ映画館に恐竜がやってくるようです。

古代生物の研究をするアランとエリー。そこにやってきたのは財団創始者のハモンド。彼は恐竜を蘇らせテーマパークを作っており、その飼育や運営の視察を二人に依頼する。

信じられない上、自身の研究を投げ出さなければならない故乗り気でないアランだがしぶしぶ承諾。さらにカオス論者で陽気なマルコムも加わり一行はそのテーマパークのある島へ。

彼らを待っていたのは太古の再来と、未知の恐怖であった。

名前を知らない人はいないであろう恐竜映画。

私も子供のころ観て恐竜にどっぷりとハマったものです。まさにアッテンボローの”Welcome to Jurassic Park”に感動し、その世界へ入っていったわけです。

当時はそれこそカッコいいとかロマン思考でしたが、改めてみると人の制御できない自然や触れてはいけない進化などが描かれていますね。

人間側はハモンドの金儲けや行き過ぎた追及や研究、そしてそれに対して批判するアランやマルコム側の2つに分かれています。

しかしそれは前面に出さずに、子供たちと共に恐竜から逃げるスリルや巨大な恐竜の迫力をおしだす作風です。

多くの観客や子供たちにわかりやすく、恐竜の世界へ踏み入ってもらうには良いアレンジです。

目玉の恐竜は今観ても良いですし、何度も観たくなります。

CGの素晴らしさも言われていますが、事実上はあまり使われていないのです。よりリアリティを出しているのはアニマトロニクスですね。

実物大の生物模造ロボット。偽物ですが実物ではあるので、人間との攻防や襲いかかるシーンなどは説得力を増しています。

恐竜の種類こそ少ないですが個性を出すには程よい数に思います。印象がしっかり残りますし。

T-REXはもちろん、ラプトルとのかくれんぼはいいスリラーです。サイズが小さ目ながら恐ろしく、人間を建物内でも追い回します。

人間の方もアランの生物知識やコンピュータを駆使し逃げ延びるところはおもしろい。ここででてくるテクノロジーも、今観るとある意味太古のロマンです笑

話自体は大衆向けになっていますが、迫力の恐竜は絶対楽しめる作品。

カオス理論や絶大な自然、人間が支配できないおおいなるもの。

そういった面は少な目に。それでもかつて恐竜が地球の支配者だった頃を体験すれば、伝わる戒めもありますね。

ETやインディ・ジョーンズ、たくさんのスピルバーグが与えた夢の一つ、それがジュラシック・パーク。

このさきも多くの子供たちが恐竜ロマンの虜になっていってほしいです。

それではおしまい、また。

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