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「マン・オブ・スティール」”Man of Steel”(2013)

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映画レビュー
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「マン・オブ・スティール」(2013)

  • 監督:ザック・シュナイダー
  • 脚本:デヴィッド・S・ゴイヤー
  • 原案:デヴィッド・S・ゴイヤー、クリストファー・ノーラン
  • 原作:ジェリー・シーゲル、ジョー・シャスター
  • 製作:クリストファー・ノーラン、エマ・トーマス、チャールズ・ローヴェン、デボラ・スナイダー
  • 製作総指揮:ロイド・フィリップス、トーマス・タル
  • 音楽:ハンス・ジマー
  • 撮影:アミール・モクリ
  • 編集:デヴィッド・ブレナー
  • 出演:ヘンリー・カヴィル、エイミー・アダムス、ラッセル・クロウ、マイケル・シャノン 他

あまりに強いドナー版リーヴスーパーマンをもろともせず、ブライアンシンガーによる微妙なスーパーマンもはねのけて、ついにまたあのヒーローが帰ってきました。それだけでお祭りでしたね。

今回は「300」(2006)、「ウォッチメン」(2009)などで有名なザック・シュナイダーが監督。

そして一番注目のスーパーマン/クラーク・ケントにはヘンリー・カヴィルが抜擢。そのほかエイミーやラッセル、マイケル・シャノンも来ています。

クラーク・ケントは子供のころから自身の信じられない力に悩んでいた。放浪していた彼は力の正しい使い道を求める。ついに自分の出自を知ったころ、宇宙からゾッド将軍が現れる。

自身の同族か、地球か。ケントにとって大きな選択のときがくる。

序盤から集中できなかったというのが本音でした。クリプトンでの戦いはアバターくさいし、星がもうすぐ崩壊するとわかっていてゾッド将軍追放は、ただ悪人だけ逃がしているように思えました。

時間軸を交互に置いたり、スーパーマンとしての能力を論理立ててみたり。

色々因果などが加えられている分、とても信じられない奇跡を感じることはできません。

希望のないスーパーマン。

うーん、全編なんか色彩が暗いですし・・・

人類の前に姿を現すとき、手錠かけられてるってのが。いいんですかね?

個人的意見ですとやっぱり人助けがデビューが好きです。そうなるとあまり面白い展開では無かったです。

今回はとにかくアプローチがシリアス。そこが好きなら観るべきですよ。

キャストはいいです。なんといってもヘンリーはスーパーマン似合ってます。カッコイイ。これがクリアできるってのがすごいですよね。

マイケル・シャノンのゾッド将軍も好き、今回はダイアン・レイン、ケビン・コスナーによる夫婦がなんとも良かった。

エイミー・アダムス自身はいいですけど、存在がね・・・なんかプロットを進行させるためだけに無理やり話しに割り込んでる気がします。氷河地帯もゾッド将軍の船のシーンも。

時間軸入れ替えがあまりうまくなく、決心した過去のあとに同じことで悩んでる現代がきたり、つながりが心地よくないと思いました。

ただ一番の問題はアクションです。

派手ですが、ゴチャゴチャ破壊が続くのでもう戦闘がどうでもよくなりました。

どうせスーパーマンは壊れないし、人は背景と化して助けるシーンもない。ドラゴンボールみたいな戦闘を市街地でおっぱじめて大量の人が死ぬ。そんなスーパーマンは観たくなかったですね。

ちなみに戦闘にプロダクトプレイスメント入れるのはダメ!どうせならロイスが街歩いているときに出すとか、自然に入れてください・・・

なんだか変なアプローチで作られたスーパーマンでした。

どうせなら真っ当なヒーロー映画として、人々から喝采を受けるスーパーマンが見たかった。

どうやらスーパーマンになる話、これからヒーローとして頑張るらしいですが、こんなに人が死んでてしかも敵をひねり殺したスーパーマンに自分は今後期待はできません。

少なくとも子供にはじめてスーパーマンをみせるなら、「マン・オブ・スティール」は選ばない方が良いです。夢も希望もない。

今回は批判的ですが、今後どうなるかですね。

「スーパーマンVSバットマン」が決まってますし。バットマンはベン・アフレックが演じるのですがどうでしょう?

好きな人もいるでしょう。でも私はあまり乗れませんでした。

今回はこんなところで。ではまた。

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