「トランスフォーマー ダークサイドムーン」(2011)

  • 監督:マイケル・ベイ
  • 脚本:アーレン・クルーガー
  • 製作:ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ、イアン・ブライス、トム・デサント、ドン・マーフィ
  • 製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ、マイケル・ベイ、ブライアン・ゴールドナー、マーク・ヴァーラディン
  • 音楽:スティーブ・ジャブロンスキー
  • 撮影:アミール・モクリ
  • 編集:ロージャー・バートン、ウィリアム・ゴールデンバーグ、ジョエル・ネグロン
  • 出演:シャイア・ラブーフ、ロージー・ハンティントン=ホワイトリー、ジョン・タトゥーロ 他

今作はシリーズ初の3Dでの上映です。ただでさえ情報量が多くゴチャゴチャの画面に、奥行きまでプラスされ、観ている者の目を確実に疲れさせます!

しかも上映時間もたっぷりで、まるでファーストフードを食べるような作風も相変わらず。

中身は特にないしかしすっごく腹にたまって、そのあと何もしたくなくなる系映画。

まぁ祭りみたいなものなので楽しめばいいんです笑

正義のオートボット、悪のディセプティコンの戦争が苛烈を極めた頃、一隻の宇宙船がセイバーとロン星を脱出。しかし撃墜されてしまう。

一方地球ではアポロ11号が打ち上げられ、初の月面着陸を達成。ところがそれはある目的のためだった・・・月面への着陸は、月の裏側(ダークサイド)を調べるためだったのだ。そしてそこにあったのは撃墜されたあの宇宙船。人類はそこでトランスフォーマーの存在を知ることに。

時は現代、主人公サムは恋人のカーリーと暮らしている。宇宙工学の企業に入った彼は、同僚から謎の伝言を受け取る。それは地球に残るオートボットたち、そして人類の存亡に関わるものだった。

初めはなんとも陰謀論くさい雰囲気を作り、そこにトランスフォーマーたちが絡んでくるように思えましたが、後になるとどうでもいいレベルです。

話はめちゃくちゃです。脚本なんてあってないようなもの。

シャイアは相変わらずキョドって、キレての感じですが、いままで以上に主人公としての必要性が薄れています。何とかならなかったかな。

前作までのミーガン・フォックスに変わるヒロインですが、あまりに非現実的。ベイの思ういい女なんでしょう。

トランスフォーマーにはお馴染みのオプティマス、バンブルビーに加え、フェラーリから変形するディーノやメルセデスからはキューとサウンドウェーブ。

さらにショックウェーブとでっかい芋虫?のドリラーも。

正直色々出てくるとどこに誰がいるか把握するのは大変です。

実写トランスフォーマー好きとしては今回はサビサビトラック姿のメガトロンが好きです。子供には嫌われてそうなセンチネルもデザインは好きだったりします。しかしアイアンハイドを・・・っ!

そうはいっても扱いはやっぱ雑で、オプティマスとバンブルビーが大活躍!あとはなんかいるなぁ・・・程度。

敵のロボットに至ってはただ倒されるだけの張りぼて状態。群像劇としては最悪の出来。

良かったところが無いわけではないです。

シカゴの市街地が爆破されるシーンは大きく画面を取って臨場感がありましたし、倒壊するビルの中でのシーンもおもしろい映像だと思います。

ムササビスーツでビルの間を縫うように飛行するシーンもガッツありますね。やっぱり実際にやるということは少なからず迫力を増してくれると思います。

ちょっとカット割りすぎているのが残念ですが、しょうがない。危ないですから。

全体通して言えるのは過剰なことですね。

爆発は多いし、無駄にケツ見せてくるし、ロボットの殺し方も描写も悪趣味なくらいエグイです。

それにあんまし変わってないのです。市街地戦もハイウェイでのシーンももう観たやつですよ。

なんかピンチに→オートボット登場、「よし、やるぞ!」みたいな展開。

それが一回だと熱いですが、何回もやられるとうっとおしいだけです。ラストのシカゴ戦は長すぎますよ、いくらなんでも。

マイケル・ベイの監督性がこれでもかと押し出された作品。

映画としては決していいものではないですが、やられるのがわかっててやられたい方にはおススメ。すべてがたっぷりの濃い映画なので、ボリューム重視の方は是非。

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