スポンサーリンク

「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」”Fast & Furious Presents: Hobbs & Shaw”(2019)

スポンサーリンク
Fast & Furious Presents: Hobbs & Shaw 映画レビュー
スポンサーリンク

「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」(2019)

  • 監督:デヴィッド・リーチ
  • 脚本:クリス・モーガン
  • 製作:ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム、クリス・モーガン、ハイラム・ガルシア
  • 製作総指揮:ダニー・ガルシア、ケリー・マコーミック、スティーヴ・チャスマン、イーサン・スミス、エインズリー・デイヴィス
  • 音楽:タイラー・ベイツ
  • 撮影:ジョナサン・セラ
  • 編集:クリストファー・ラウズ
  • 出演:ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム、ヴァネッサ・カービー、イドリス・エルバ、ヘレン・ミレン、エイザ・ゴンザレス、ライアン・レイノルズ、エディ・マーサン、クリフ・カーティス 他

Fast & Furious Presents: Hobbs & Shaw

「ワイルド・スピード」シリーズのホッブスとショウがバディになるという、シリーズ初のスピンオフ作品。

監督は「デッドプール2」「アトミック・ブロンド」のデヴィッド・リーチ。主演はドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム。

さらに今作は、ショウの妹役として「ミッション:インポッシブル フォールアウト」のヴァネッサ・カービーが出演。

そして、彼らを追いかける悪の組織のエージェントとして「マイティ:ソー」シリーズのイドリス・エルバが出ています。

ワイスピシリーズはなんだかんだで全部観ていますが、ガチのファンではないですね。今回は気前のよさそうなアクションや、デヴィッド・リーチ監督の新作ってことで観に行ってきました。

Fast & Furious Presents: Hobbs & Shaw

危険なウイルスを確保したMI6のチームを謎の男が襲撃する。ウイルスを守るため、エージェント・ハッティは自身にウイルスを注入し逃亡。

しかし、巧な情報操作により、彼女がMI6を裏切り逃走したと、指名手配されてしまう。

ウイルスを回収するため、ハッティ捜索にルーク・ホッブスとデッカード・ショウが召集される。しかし二人は犬猿の仲。互いに組むことはできないと単独行動をし始めてしまう。

Fast-Furious-Hobbs-Shaw

ワイルド・スピードシリーズも初めてのスピンオフという形にて、そのフランチャイズの幅を広げてきた印象。

昨今はシリーズというだけではなく、枝葉の部分を伸ばしていく傾向が多く、それがこのシリーズにも来たのかなというところです。

ただ、決してファン向けのクロスオーバーとか接待的なものに進まず、むしろ新しい領域を開きしっかりとこの作品はこの作品で独自性を出しています。

もちろんシリーズを見ていればわかるところも多いでしょうが、気にせず観れるかと。

で、中身としては作品をどうプレゼンテーションするのかをしっかりと理解している作りです。

実際のところ、ヴィン・ディーゼルたちがいないからか、主演がこの2人だからなのか、車成分はそこそこに、筋肉マシマシです。

Fast-Furious-Hobbs-Shaw

いがみ合いながらもあり得ないアクションを繰り出す姿は、まるでプロテイン過剰摂取のトムとジェリー。ぶっ飛びすぎてて笑えます。

ぶつかり合う二人は本当に最後までケンカばかりですが、そこでヴァネッサ・カービーが良い感じで仲裁し、どっちも渋々従ったりするのもかわいらしく、また根っから聞き分けのない奴じゃないと分かりますね。

それと、ヴァネッサ・カービーは今作にてかなりアクションして、美しくカッコいいに加えて、単純に保護されるだけではないところ、今のアクション映画の女性らしく描かれていました。

しかし男どもとくれば、ロック様もステイサムもそしてエルバもマッスル全開で髪の毛は3人まとめてもわずかなもの。もうすべてが肉弾バトル特化型。

脚本は良いとは言えないもので、正直よくわからないものです。何度も世界の危機だ、世界を救うと言い、何をしてるのかお知らせしてくれるのは親切設計ですが、目の前の筋肉を見るのに精一杯でした。

その通り、スクリーンだけ見てればいいんです。ロック様とステイサムの兄貴がいるのに、策略とかめんどくさい考察なんていらないでしょ。

Fast-Furious-Hobbs-Shaw

シリーズなのでカーアクションはありますが、そこでもホッブスとショウの違いを見せつつ、やはり筋肉をぶち込んでくる組み立てに笑います。

終盤は本当に楽しかったです。力づくでファミリー大事に持っていくあたりすごいですが、ロジック面では着実。

改造車連結、つまり仲間の協力が勝利の鍵。運転変わるために部下を殺して放り捨てるブリクストンとの違いを見せます。

そして最終決戦でも、バディプレイが見事に炸裂。テクノロジー頼りでは生身の最強兵器のコンボには勝てないですよ。

ちょっとギャグがくどかったり、カメオが多すぎる気もします。あと監督ライアンのことすきすぎるだろ。あれ完全にデップーじゃないか。

ともあれ、間に回復期を与えない筋トレで、映画が終わるころには乳酸がたまっています。

しかしどこか爽やかな味わいをくれているので、実は元気がでて夏バテ対策には最高な作品だと思いますね。

ハイカロリーでありながらもたれない、暑い夏にはうってつけの栄養剤。劇場のうるささで気楽に浴びるのがおススメの映画でした。

感想はこのくらいになります。最後まで読んでいただきありがとうございました。それではまた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました