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2019年上半期映画ランキングベスト10 My 10 Best Films of 2019 so far

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2019年上半期映画ランキングベスト10

今年も早いものでもう半分が過ぎ、ここから折り返しというところに来ました。

年明けから色々な映画が公開され、アカデミー賞の発表もあり賞レース関連の作品もどんどん公開されれば、大ヒットシリーズの集大成が世界中を沸かせました。

今回は上半期の1月~6月をひとくくりとして、その中で劇場鑑賞した作品から個人的に好き上位10作品を発表したいと思います。

何が何より優れているとかではなく、あくまで好きなだけです。それにほとんど、振り返りと想い出のためのようなランキングです。

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第10位

「マローボーン家の掟」

監督:セルヒオ・G・サンチェス

10位にランクインしたのは、スペイン産ホラーのこちら。実はホラーとしては機能不足だとは思うのですが、ホラーの定番要素を逆手に取った手法と、なんとも切ない死者への想いというのがとても好きな作品でした。若手俳優たちの演技も楽しめますしね。

「マローボーン家の掟」のレビューはこちら

第9位

「女王陛下のお気に入り」

監督:ヨルゴス・ランティモス

東京国際映画祭でも観たのですが、やっぱりこれはめちゃくちゃおもしろく、今回ランクインさせていただきました。

どこかブラックな笑いの中で主演3人の演技合戦も素晴らしく、ポストフェミニズム的女性のお愉しみ映画としても輝いていると思います。

「女王陛下のお気に入り」のレビューはこちら

第8位

「天才作家の妻 40年目の真実」

監督:ビョルン・ルンゲ

ビョルン・ルンゲ監督、グレン・クローズ主演のこちらは、ほとんどグレンの力のおかげといってもいいくらい、本当にグレン・クローズが素晴らしかったです。

セリフにも出てきますが、「複雑な女」であり表層では計り知れない複雑な作品。そしてその内面を出しすぎず感じさせられる、そんな表情を作れるのはやはりグレン・クローズ以外にあり得ないのです。

「天才作家の妻 40年目の真実」のレビューはこちら

第7位

「ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた」

監督:ブレット・ヘイリー

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ブレット・ヘイリー監督が描いたのは、しっかり息づいた人間たちと彼らのドラマ、そしてとても悲しいお別れ。

ですが、それを湿っぽさなしでこんなにも暖かく爽やかにまとめ上げてしまうなんて。楽曲も素敵ですし、カーシーとサッシャのマジックも見事で、非常に心地よくそれでも心に残る作品でした。

「ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた」のレビューはこちら

第6位

「レゴ®ムービー2」

監督:マイク・ミッチェル

レゴムービーシリーズの第2弾がランクイン。今回もすっごく楽しめましたね。

情報量、ギャグ、キャラクターたちのかわいらしさ。レゴという媒体がもつ素敵な世界を兄弟の好みに重ね、全年齢性別関係なく対象とするこのブロックの魅力を再確認。

全ては最高だと信じれば、きっと世界は良くなる。

「レゴ®ムービー2」のレビューはこちら

第5位

「バンブルビー」

監督:トラヴィス・ナイト

トラヴィス・ナイト監督のトランスフォーマースピンオフがランクイン。これはTFが好きなこともありますけれど、主役のチャーリーとバンブルビーコンビが本当に好きなのが大きなポイント。

お互いがお互いの生きる道と力を与え、本当の自分を見つけられた。でもだからこそもう一緒にいられない。切ないお別れとヘイリーの”Back to Life”が素晴らしいエンディングをくれた作品でした。

「バンブルビー」のレビューはこちら

第4位

「アベンジャーズ/エンドゲーム」

監督:アンソニー&ジョー・ルッソ

さて、正直まともに判断できるのかと思っていたのですが、ここにMCUの総まとめ、アベンジャーズの集大成がランクインです。

綺麗な3幕構成でのテンポの良さや、そのときのアクションにおける空間の整理など監督の手腕は絶妙ですし、やはりファンサービスには泣いてしまう。そして何度言ってもたりないありがとう。偉大な世代が一つ終わりを迎えましたが、始まりなんだと期待も広がる作品。3000回愛してる。

「アベンジャーズ/エンドゲーム」のレビューはこちら

第3位

「バーニング 劇場版」

監督:イ・チャンドン

イ・チャンドン監督。恐るべし。ここまで解釈に幅があって、画面で語られること、人物に語られること、観客が埋め推し量ることが複雑に利用された、奥深い世界はあまり見ないですね。本当に素晴らしい。

人生の渇き、渇望や、社会にたえず存在する理由も答えもない理不尽や不平等。とにかく何もわからないようででも何とでも理解できて。非常に楽しんだ作品です。

「バーニング 劇場版」のレビューはこちら

第2位

「サンセット」

監督:ネメシュ・ラースロー

ネメシュ監督の作家性が確立され、まちがいなくこれからも注目し、追いたい監督になりました。手法が語りやストーリーと一体化し、残酷さと美しさが表裏となる。ユリ・ヤカブのセンタリングされる女優としての力強さ、印象的な画作り。なによりもこの主役であるイリスの存在がいまだつかめずにいます。ただ、ネメシュ監督の世界を今後も絶対に観たいと思わせてくれます。

「サンセット」のレビューはこちら

第1位

「クリード 炎の宿敵」

監督:スティーブン・ケープル・Jr

第1位は、個人的には思い入れの強さがあるとおもいましたがクリードシリーズの2作目であるこちらがランクインということで。

アドニス、ビアンカ、ロッキー。これは親子のドラマです。そこで輝くドラゴ親子。彼らを描くこと、そこに感動しました。長い歴史の中で主人公と対峙した敵はその後どういった人生を歩むのか。プロタゴニストではないキャラクターにもちゃんと人生があり、時が経っており、生きている。そしてそれがまた主人公の人生と交差する。

劇画的な部分もあれば、ふとした演出が効くところもあり。ドルフ・ラングレンほんとに繊細で素敵な演技しますね。上半期一番好きな作品でした。

「クリード 炎の宿敵」のレビューはこちら

個人的ベスト各部門

ここからはお遊び企画としていつもやってるものです。

個人的に作品自体はランクインできなかったけど、この人が好きだとかどうしても何かの形で残したいから無理くりやってます。

ベストヒーロー

ベストヒロイン

ベストヴィラン

ベスト主題歌

最後に、劇場鑑賞ではないものからいくつか気に入ったものを。こちらはランキングではなく列挙です。

あと、中には下半期に劇場公開が決まっている作品もあります。

上記作は結構観れる環境が整いつつ、「アップグレード」と「ソーリー・トゥ・ボザー・ユー」は今のところ未定。

たぶんですけど、「ブラインドスポッティング」が今年の個人ベスト1位になると思います。大好きです。

まあそれでも、驚きや感動はスクリーンで出会うものです。ですから下半期もいろいろな作品を見れるといいなと思います。

直近だって、「Girl/ガール」と「ワイルドライフ」「ゴールデン・リバー」が控えているんですから、楽しみですね。

皆さんもいろいろな作品と出会って、自分だけの自分のために存在するような作品と出会えることを願います。それでは今回は上半期のまとめでした。

また次の記事で。

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